「環境オープンゼミ」の発展的解消について(要約版)

木村 宰(1998年・1999年代表)
根岸 正州(1998年・1999年幹事)
小清水 宏如 (1997年代表幹事)

環境オープンゼミの活動経緯

環境オープンゼミは、首都圏近郊のインカレ環境サークルとして1992年に結成されて以来、連続講演会の開催(1993年~1996年)、エコ商品の展示販売会(1996年)、リサイクル法制に関する調査研究活動と報告書の出版(1996年~1997年)など、様々な活動を展開してきた。インカレであるという性質を生かして大学の枠内に留まらず社会への発信を活動の特徴としてきたため、学生環境活動コミュニティーの中でも独自の存在として貴重な役割を果たしてきた。1997年以降は、政党の環境政策について調査分析し有権者に政策情報を提供するというプロジェクトを開始し、報告書の出版(1998年3月)、ホームページ上での調査結果の発信(1999年~)などを通し、学生という利害から独立した立場から環境政策について分析提言するNPOを目指すようになってきた。

活動の行き詰まり

しかし1999年以降、メンバーの多忙化、新入生の確保難、調査活動が要求する専門性の高度さ、などいろいろな面で活動が行き詰まり、プロジェクトの成果がなかなか出ない、ミーティングの頻度が減少する、といったことが起きるようになった。結局、1999年11月末日の日野グリーンファンドへの活動報告書・調査報告書の提出以来、ミーティングを開催しなくなり実質的に活動は停止した。

環境政策ネットワークへの参加

環境オープンゼミの活動が実質的に停止した頃、折しも「環境政策ネットワーク」が立ち上がった。これは当時の環境オープンゼミのメンバー(根岸、斎藤)も中心メンバーの一員となって設立した、学生を中心としたネットワーク組織であり、環境政策についての情報交換や政策分析、政策提言を目指して幅広いネットワークを形成しているものである。これは活動理念的にはまさに環境オープンゼミと重なるものであり、実質的にも環境オープンゼミのメンバーの多くが環境政策ネットワークの活動にも積極的に参加するようになった。

このような状況を踏まえ、ここに「環境オープンゼミ」の活動終了を提案する。なぜなら、現在環境オープンゼミの活動を担うメンバーは実質的に存在せず、1999年頃中心的メンバーであった者はほぼ全て、環境オープンゼミと志を一にする「環境政策ネットワーク」に参加し積極的に活動しているからである。

ここで確認したいことは次の3点である。

1. 活動の明確な終了、および残った組織資源の有効な処理作業を行うこと
2. 今後もメンバー間のつながりは大切に維持すること
3. 環境問題に関する情報交換や活動参加については、今後は「環境政策ネットワーク」という場を活用していくこと

以上を確保することにより、「発展的解消」と呼べる活動終了ができると考える。

2001年7月23日 環境オープンゼミOB会にて

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1-2.活動終了要因の整理
1-3.まとめ:新たな実験
2.1998年・1999年活動総括
3.活動資源の事後処理および今後について