エピソードⅦ「存続の危機から4代秋元時代へ」

1996年(平成8年)

7月 第20回「開発と人権~インドネシアを例に~」講演会開催
  (これが最後の連続講演会)
8月 毎日新聞見学会 SAEIメンバーなど他サークルも同行。
10月 環境政策研究会に幹事制をひく。代表幹事に小清水宏如正式就任。
   エコ・リーグ事務局主催「日の出処分場見学会」に参加
11月 安藤眞氏講演会「エコビジネスの現状と今後の展望」
   「自然環境入門ゼミ」発足(責任者:長谷川賢)
12月 容器包装リサイクル法セミナー
   環政研メンバーが「講師」となって容装法の学習会を学生・市民向けに行う。

1997年(平成9年)

1月  川北秀人氏講演会「容装法と学生の環境活動のチャンス」
2月  第4代 代表に秋元秀一(成蹊大学法学部)が就任

エコマーケット終了後、徒労感だけが残り、環境オープンゼミの中核メンバーも5名そのままという具合で、みな3年生。先々への存続が危ぶまれていた。エコマーケットの参加者の中からスタッフを、と電話かけなどをしたが、一人も出ずに望みが絶たれた。7月に開催した連続講演会第20回「開発と人権~インドネシアを例に~」は、広報が不徹底だったためもあって、参加人数がスタッフと同じくらいになる。8月までにエコマーケットの残務は続く。

そんな中、同じ8月にスタディーツアーとして毎日新聞社への見学を行った。これは毎日新聞の記者・斗ヶ沢さんとのつながりで実施できたもので、エコ・リーグの加盟団体であるSAEIのメンバー(岡崎雄太・真野秀太ら)も参加し、環境とはあまり関係ないスタディーツアーを行う。環境オープンゼミ会報「White Board」も年3回程度の読み物に変更となり、月1回の会報として情報中心のB4版1毎程度の「Side Board」が5月に創刊されたが、これも8月を最後に発行停止状態となる。かねてより環境オープンゼミにはなかなか人が定着しないのが悩みの種であった。

今後の活動については、メンバー各人の興味対象の違いから環境政策研究会(以下、環政研)とライフスタイル研究会(以下、L研)とで別れてそれぞれテーマを決めて活動していくことになった。環政研の方は長谷川賢が新たにスタッフになり、当時4年生であったにもかかわらず、代表幹事に正式に就任した小清水とともに初心者向けに環境政策とともに環境監査といった勉強会を広く声をかけて開催していた。(なお、この頃に秋元秀一が参加)当時、「ぼらんたーる」というボランティアをしたい人のための掲載無料雑誌が刊行され、掲載したところ、環境オープンゼミへ門をたたく人がかなり集まってきた。また、エコ・リーグのギャザリングを通じて分科会を開くなどして、大学内の環境サークルの人もふやしていった。環政研は広報・渉外・会計・総務の4幹事をおく幹事制を導入し、役割分担ももちながら、勉強会を主催していった。(この頃、第4代代表秋元秀一が参加しはじめる)また、この10月にはエコ・リーグ事務局主催の日の出処分場の見学会に参加。環境オープンゼミで知ったという人が過半数をしめる勢いでかなりの人数が見学会に参加。11月には環政研主催で安藤眞氏講演会「エコビジネスの現状と今後の展望」を開催し、エコビジネスをテーマに勉強会を行った。

また、長谷川賢が第三のゼミ内勉強会として 「自然環境入門ゼミ」を提案し、環政研とL研では扱えない自然環境をテーマにフィールドワークを重視した勉強会を発足させた。L研も勉強会をつき1回ペースで開催。

12月には「容器包装リサイクル法セミナー」と題して、環政研メンバーが「講師」となって容装法の学習会を飯田橋に当時あったジャパンエコロジーセンター(JEC)で学生・市民向けに行いはじめた。当時、とにかく入る人を増やすこともそうであるが、いかに入った人を定着させるかにかなり奮闘していた。しかしながら、環政研もL研もそれなりの勉強会参加者人数は集まったものの、環境オープンゼミの窮状は変わらぬ状態であった。後継者問題が一層深刻になりった。そんな折、エコマーケットの評価もあってか日野自動車グリーンファンドから今年度は68万円の助成金をもらうことが決まった。(ちなみにH5・H6はともに30万、H7は50万の助成金があった。)一時は助成金を返還しようかという話まででてきたが、とにかく頑張ろうということで沈静化した。

年があけて1997年(平成9年)1月、環政研では川北秀人氏に「容装法と学生の環境活動のチャンス」というテーマで講演会を開催。環境活動のテーマ探しのヒントにという意図で開催。

そんな中、2月に秋元秀一が代表に突如、名乗りをあげた。それからは一気に引き継ぎも決まり、渉外に山田美穂子(会計は4月に里山圭子が就任)広報は秋元代表が兼任ということになり、新執行部が決まった。編集は会報がしばらくお休みすることが正式決定。一方、活動主体の方である研究会であるが、環境政策研究会は代表幹事である小清水宏如が、ライフスタイル研究会は持ち回りで最初はやっていたが、渡辺新が責任者に、自然環境入門ゼミは長谷川賢が担当となった。ただし、運営メンバーが環境政策研究会の幹事メンバーであることから、運営体制が環境オープンゼミ=環政研と外部から見られる節もあった。

2月には東京学生ぼらんてぃあフォーラムが企画するイベントの環境との共生を考える分科会の講師を依頼され、小清水宏如を環境オープンゼミから出した。