最終報告書

 環境権研究会は、憲法上、どのように「環境権」を位置付けるべきかを精査し、提言することを目的に、環境政策ネットワーク内の有志メンバーが2002年9月に開始した研究活動です。遠くない将来に憲法が改正される可能性を見据えて、国家の基本的な価値秩序である憲法に「良好な環境」という価値をどのように位置付けていくのが望ましいか、という問題意識を出発点にして始まりました。その後、19回にわたる会合を踏まえて、今般、環境権に関する我々の見解を提言としてまとめることとしました。
 本提言が憲法改正をめぐる環境権の議論に、一石を投じることができれば幸いです。

最終報告書(PDF:325kb)

なお、以下のリンクをたどることも可能です。

・目次

1.はじめに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
2.手続参加権としての環境権と環境形成手続・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
3.環境形成手続①――良好な環境に関する価値判断・・・・・・・・・・・・・・・4
4.環境形成手続②――環境改変に関する意思決定・・・・・・・・・・・・・・・・・6
5.環境形成手続③――環境改変の実施過程・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7
6.手続参加権としての環境権の行使・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7
7.環境権と他の権利・法的利益との関係・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8
8.まとめ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11

補論1.環境権をめぐる判例・学説の動向・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13
補論2.空間の歴史性と固有性の考慮・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・24
補論3.環境の改変とは何か?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・26
補論4.合意形成と手続参加に関する法制度の動向・・・・・・・・・・・・・・・・・28
補論5.現行の法制度と環境形成手続・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・31

参加メンバー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・34
議論の経過について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 35

また、中間報告書も合わせてご覧下さい。